kotaの雑記帳

日々気になったことの忘備録として記していきます。



ゴールデンウィークは石垣島

 ゴールデンウィーク沖縄県石垣島に行ってきました。これまで沖縄本島には10回ほどいったのですが、本島以外に行くのは与論島を除いて初めてです(与論島は鹿児島県なんだけど)。


一日目

石垣島に到着

 飛行機で石垣島に直行便で移動、空港は新石垣空港。やはり直行便は楽。新石垣空港は、2013年3月7日に開港した新品。開港してから2か月も経っておらず、やはり設計が新しく明るい空港である。


石垣島空港


空港内は明るい設計になっている


琉球マッサージの呼子さん、ところで琉球マッサージってなんだろう?


レンタカー

 新石垣空港に到着すると、予約していたOTSレンタカーに直行。OTSレンタカーは滅茶苦茶安かったので、選びました。一番安いSクラス(フィット、ノート)は予約がいっぱいだったので、Bクラス(キューブ、ノート)を予約したのですが、いざ営業所で借してもらえたのは、現代(ヒュンダイ)自動車のi30でした。現代自動車と言えば、韓国の自動車メーカで、ヨーロッパではその価格の安さ(関税が安い)から日本の自動車メーカをコテンパンにやっつけているメーカです。面白い車が借りれたものだと、嬉しくなりました。



現代自動車 i30、見た目は普通


初日の石垣島ドライブ

 レンタカーの手続きを終えた時には、もう午後4時だったので軽く石垣島をドライブすることにしました。石垣島は東京都比べると、1時間ほど日没が遅いので7時30分くらいまでは明るいです。

川平湾

 石垣島で一番美しい海が見られると評判なのが川平湾です。川平湾には無料の駐車場があり(私が行った中で無料の駐車場がなかったのは、石垣島サンセットビーチだけだった。。)、サクッと車を止めて湾にでることができます。

川平湾の海の色はとても美しい



川平湾にはグラスボートがたくさん浮かんでいる



なぜか川平湾にはたくさんの猫がいて、人馴れしている

 また、売店も充実していて、駐車場の近くのお店で川平そばを食べました。優しい味で、とても美味しかったです。

川平そば、美味しかった


底地ビーチ

 ここでは、海に沈む綺麗な夕日をみることができました。

底地ビーチの夕日

ホテル

 石垣島のホテルはずいぶん安くって、素泊まり3000円なんていう所もある。今回はホテルミヤヒラという所に泊まりましました。このホテルを選んだのは、離島フェリーターミナルにすごく近いことと、大浴場があるためです。南国ホテルといってもやっぱり大浴場があると気持ちが良い。
 ホテルに到着するとロビーにウエルカムドリンクが用意されており、無料で泡盛が飲み放題。香りのよいお酒でした。

夜ご飯

 ホテルを経営する美ら花グループが60周年ということらしく、ホテルに隣接するレストラン「やいま料理さつき」のクーポンをホテルで頂いたので、そこでゴーヤチャンプル定食を頂くと、これまた美味しい。

美ら花グループ60周年の看板



やいま料理さつきの店内、となりの3人組は泡盛をボトルで3本飲んでいた、、、

二日目

朝ごはん

 ホテルの朝食バイキングがついてたので、旅の間中ずっと朝食はホテルで。この朝ごはんがまたおいしい。とくに豆腐チャンプルーは格別に美味しかった。和食と洋食の両方の料理が用意されている。私はいつもの朝通り洋食でおかずを集めた。

いつも通りの朝食


珍しいものも選ぶことができる、これは紅イモパン、味はふつう



長命草パン、味はふつう



朝食をとるレストランの横にはプールがあって、シーサーが水をだしている、さすが沖縄


竹富島

 ホテルの前にある石垣港離島ターミナルから竹富島への高速船に乗れる。特に事前予約も不要で、フラッとターミナルに行きそこで船のチケットを買い、30分に1度の頻度で出ている船に適当に乗ることができる。ターミナルのチケットカウンタで竹富島の水牛車の予約をしておくと、竹富島に船で着いたときにツアー会社の人が迎えに来てくれていて楽です。

石垣港離島ターミナルの様子



竹富島への高速船、滅茶苦茶速い

 石垣港離島ターミナルから竹富島までは10分くらい。あっという間に着きます。水牛車をお願いしていた新田観光さんが迎えに来てくれており、その車に乗って島の中心部に移動。

竹富島の港近く

 新田観光さんの事務所の前には水牛車乗り場があり、14人ほど乗れる水牛車を水牛1頭で引っ張っている。水牛はとても力持ちだ。おじぃが水牛のドライバをしていて、私を載せてくれた水牛は「若」ちゃんという名前だと教えてくれた。おじぃはドライバなんだけど、「若」ちゃんは巡回コースを覚えており、また曲がり角では車の内輪差も考慮して勝手に曲がっていく。

新田観光さんの事務所



水牛車の様子、とってもゆっくり歩いていく

 おじぃの仕事は車の運転ではなく、観光ガイドとして竹富島について話すこと。この話しっぷりが上手で、とても楽しい。おじぃの話によると、竹富島の家では炊事場と母屋が別棟になっている、炊事場で火事になっても母屋が燃えないようにするためである。屋根の上にシーサが乗っているがその後ろ1.5メートル位のところに仏壇が部屋にある、仏壇を守るためシーサは仏壇より前に出している。竹富島の石垣は石をただ積んでいるだけで、セメントなどで固めていない、そのため石の間を風が抜けて強風に耐えることができる。昔の石垣は風よけと目隠しの意味があったため、2メートルくらいの高さがあったけど、今は低くなっている(0.7メートルくらい)。竹富島に集落が3つあって、全部合わせて170軒位の家がある。昔は年寄りの一人暮らし世帯のために、無線機が配られていたが、今では携帯電話があるので無線機は廃止された。「安里屋ユンタ」(サーユイユイ♪っていう唄)は、竹富島発祥の歌でありその内容は、竹富島に綺麗な女性がいて竹富島に来た役人が彼女に求愛した、役人故に3年もすれば彼は島を離れるために彼女はその求愛を断ろうとしたが、相手が役人であるため断るのに苦労したという内容である。この歌はなんと23番まであります。


おじぃの三線に合わせてみんなで新安里屋ユンタを歌う(サーユイユイ♪)

 水牛車の後は、徒歩で竹富島の中心部を散策。なごみの塔という物見台があり、そこから島が一望できとても美しい。ただし、このなごみの塔は非常に急階段で荷物が多いと大人でも登れない、なごみの塔の前であきらめて帰る人が続出でした。


竹富島中心部の様子、石垣に家が囲まれ道には白砂が撒かれている


なごみの塔から見た竹島の様子

 お昼は、竹富島の食堂で八重山そばを頂きました。あっさりダシがとてもおいしい。

竹富島で食べた八重山そば、豚の角煮にソースがかかっており美味しい


 お腹がいっぱいになったところで、新田観光さんで自転車を借りてコンドイ浜に移動。コンドイ浜は、ものすごい遠浅の海でした。たぶん私がいままでに見た浜の中で一番遠浅です。海の水はとても澄んでいて、ヒトデを目視できました。


コンドイビーチは青く、水が澄んでいる



でかいヒトデ、私の手よりも大きい



ヤドカリもすぐみつけることができる

 一通り遊んだので新田観光さんに港まで送ってもらって、港でグラスボートに乗りました。竹富島の海底は綺麗でしたね。私は、グレートバリアリーフに二度行きましたが、サンゴ礁の美しさは甲乙つけがたいです。

石垣島一周ドライブ

 竹富島から石垣島に帰ってくると午後3時位だったので、石垣島をドライブすることにしました。

玉取崎展望台

 まずは、最北端の平久保崎へ。石垣島の道路は空いているうえ信号も殆んど無いので、1時間程度で到着する筈。しかし、途中に玉取崎展望台をみつけてここに立ち寄る。玉取崎展望台は、屋根のある物見台があり強い日差しを避けて海を眺めることができる。

玉取崎展望台から見た海


平久保崎

 玉取崎展望台の後に平久保崎へ移動、ここには灯台があって海を眺める絶景ポイント。綺麗な海は何度見ても気持ちがいい。気分をリフレッシュするには、もってこい。
玉取崎展望台近くの石垣島サンセットビーチに行ったが、ここは駐車場が有料だったので何も見ずにスルー。このビーチの駐車場は通りから奥まったところにあって、通りからそこに行く道がすごく細く、対向車をやり過ごすポイントが少ないので車の運転に自信がない人は、ゆっくり進みましょう。

平久保崎から見た海


川平湾

次に、川平湾に向かう。川平湾は石垣島初日に来ているので2度目。海の色はここが一番美しい。

再び川平湾

御神崎

さらに、御神崎へ移動。ここは石垣島で夕陽を見るには最適スポット。灯台があってそこから夕陽を眺めるも良し、灯台の前にも人が立ち入れる場所があるのでそこで夕陽を眺めるのも良しです。御神崎は駐車場が狭いので夕陽の時間帯に立ち寄ると車を止める場所に困るかもしれません。

御神崎の灯台



御神崎は、テッポウユリでも有名



御神崎からのサンセットビュー、とても美しい


喫茶トムル

 島田紳助さんが始めた喫茶店トムル。ここにも寄ってきました。店内には今も紳助さんが描いた絵や、紳助さんの写真が張ってありました。今、彼は「島田紳助」と名乗ることができないようで(パブリシティ権?)、店内で販売していた「Shinsuke」の銘の入った絵ハガキを今は売ることができないようです。そのため、絵ハガキを販売ではなく無料で配っていました。
 トムルは、店内から海が見える気持ちの良いお店でした。

トムルの外観



トムルのシーサ、とっても可愛い


焼肉

 石垣に来たならやっぱり石垣牛ということで、焼肉を食べに石垣の名店である「石垣島きたうち牧場」(旧店名 焼肉屋金城)へ。ここの肉は分厚くて食べ応えがあります。肉の枚数は大して食べていないのに、お腹がいっぱい。肉の味もしっかりしていてタレで食べるより塩で食べたほうがおいしい。


三日目

石垣市公設市場

 最終日は、ホテルで朝ごはんを済ませチェックアウト後、ホテルに荷物を預けて石垣市公設市場に。ここは、おみやげを買う場所です。珍しい柄のTシャツなんかを買えます。

ドラゴンフルーツ



なぜ、お土産に豚?



シーサのかぶり物をしたご当地キティ



不思議なTシャツ

マエサトビーチ

 石垣市公設市場の後は、マエサトビーチに車で移動、ANAインターコンチネンタル石垣リゾートの駐車場に車を置いて、ビーチへ。ANAホテル客がビーチにはいっぱいでした。ここのビーチは遊泳区域がきっちりと管理されており、その遊泳区域から離れると透明な海をみることができます(泳いじゃダメだけど)。
 ANAインターコンチネンタル石垣リゾートのレストランで昼食。ランチバイキングが2300円でした。このランチバイキングが激ウマでした。トムヤンクン、レッドカレーグリーンカレーなど石垣島と関係ない料理ですが、其々しっかりした料理で大変美味しい。もちろんラフテーなどの沖縄料理もあります。デザートもバイキングにありがちな甘いだけのケーキではなく、良い食材をつかっていて美味しい。特にアンズタルトとプリンが美味しかった。

マエサトビーチは美しいビーチ



ANAインターコンチネンタル石垣リゾートの様子、4月とは思えない夏の雲


戻り

 ANAインターコンチネンタル石垣島リゾートから、新石垣島空港まで車で10分程度。途中でレンタカーにガソリンを入れて、レンタカー屋さんによって車を返して、空港まで送ってもらいました。
 新石垣島空港の展望デッキからは海が見えて楽しめる。あっという間に出発時間になり、グッバイ石垣、またくるからね。

石垣島空港の展望デッキからの風景


おまけ

現代自動車

今回はレンタカーで現代自動車のi30を借りることができました。外観は普通で、乗った感じも日本車と同じ。石垣島を160kmほどこれで走りましたが、違和感はないです。ただ燃費はリッター9Kmとくらいで、信号のない石垣島を走ったにしては悪いです。

食事

 今回の旅行では、食事は美味しいものばかり頂けました。大抵の旅行では1度や2度ガッカリする食事に出会うものですが、石垣旅行ではどこで食べたものも美味しかった。石垣島がただの田舎ではなく、観光地として成熟してきているということなのでしょうか。

旅行ガイドブック

 石垣島旅行に際して、旅行ガイドブック的なものをいくつか読みました。その中で「旅ボン」が一番面白かった。他の旅行ガイドブックは著者がどこかで調べ物をして書いたような感じがしていまひとつ面白みに欠けるのですが、「旅ボン」は著者が旅行した内容をまとめたブログ的な感じで、ただただ著者の感想が書いてあり共感できる(というか共感できるガイドブックってこれまで見たことがない)。

旅ボン 沖縄編

旅ボン 沖縄編