kotaの雑記帳

日々気になったことの忘備録として記していきます。



バラを思い通りに咲かせる管理術

 今日のNHK趣味の園芸は、「バラを思い通りに咲かせる管理術」というタイトルでした。講師は、後藤みどりさん。そのメモを記します。
 後藤みどりさんは、バラ栽培家として有名人であり、バラ苗専門店のコマツガーデンの代表でもあります。また、彼女のブログもあります(ローズファーマー後藤みどり〜バラと暮らす日々〜
 今回は、庭を造るにあたって、作りたい庭のイメージとそれに合うバラの選び方と、バラの仕立て方の紹介。

バラの選び方

バラの種類樹形庭での使い方お勧め品種
木立性直立タイプ背が高く大輪の花が咲く品種が多い。庭の奥に植えて、背景として使うのにお勧めクィーン・オブ・スウェーデン、ラーヴァグルート
横張りタイプ枝数が多く、横に広がって育つ。広いスペースが必要だが、その広いスペースに多くの花が咲く。庭の手前に植えて、花を身近に感じる空間作りにお勧め。ホーム&ガーデン、ベルベティ・トワイライト
コンパクトタイプ樹高が80センチメートル以下のものが多い。鉢植えにお勧め。サン・フレアー、ボレロ
つるバラ枝が長く伸び、株元にも花が咲くタイプ(さらに花枝は短いものが理想的)トンネル仕立てのアーチに使うのにお勧めつるアイスバーグピエール・ドゥ・ロンサール
枝が細くしなやかで、枝垂れるタイプオベリスクにお勧め安曇野、ミステリューズ
枝が長く伸び、側枝もたくさん出るタイプ壁面やフェンスを覆うのにお勧めアンジェラ、ロココ

バラの仕立て方

木立性バラ

 木立ち性バラに対して、咲かせたい高さで花を咲かせるための剪定方法の紹介。
 花からその枝の前回の剪定位置までの距離を覚えておき、その距離の3分の1を残すように花を切る。ベーサルシュートも、鼻の高さに対して3分の1となる高さで切る。

つるバラ

 つるバラに対して、剪定方法を紹介。
 つるバラは、木立性バラとは異なり、ベーサルシュートを切らずに長く伸ばす。長く伸ばすためには、なるべく上に向けて誘因する(下を向かせると成長が止まることがある)。誘引したい場所が決まっている場合には、そちらの方向に誘引して行く。
 また、花後早めに花がらを摘むと、次にたくさんの花が咲く。その際、葉を1、2枚残して花枝を切る。花枝のついている(昨年伸びた)主幹の枝は、花枝まで切り戻す。これにより主幹枝からサイドシュートが出やすい。

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