「世界史の極意」の第1章を読み終えました。以下、その内容。
資本主義とは、労働力の商品化である。そして、資本主義は帝国主義を指向する。
帝国主義(ていこくしゅぎ、英語: imperialism)とは、一つの国家が、自国の民族主義、文化、宗教、経済体系などを拡大するため、あるいは新たな領土や天然資源などを獲得するために、軍事力を背景に他の民族や国家を積極的に侵略し、さらにそれを推し進めようとする思想や政策。
(wikipedia:帝国主義より)
資本主義経済においては、大が小を飲むことで資本の寡占化が進む。大資本は、国家の規制を嫌って自由資本主義を目指す。 ところが、他国の大資本との競争に敗れた資本は、自国の国家権力と結びつくことで自身の利益を伸ばそうとする。すなわち帝国主義に至る。
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