kotaの雑記帳

日々気になったことの忘備録として記していきます。



趣味はブログ

 私は、趣味でこのブログを書いています。
 趣味としてブログを書くというのは、実は難しかったりします。ブログにはたくさんのKPIがあるためです。例えば、PV(ページビュー)はブログ記事の価値を測る一般的なKPIです。また、はてなブックマークはてなスターは、はてな独自に用意されたKPIです。KPIを設置されると、これを上げたくなるのが人情で、つい読者の気を引くブログを書く誘惑にかられます(できるかどうかはおいといて)。
 職業としてブログを書く人は、KPIを意識して良いんです。でも、趣味でブログを書くのにKPIを意識すると楽しくないんです。人の目を気にして良い子になれという圧力があって。
 「長いです。ついさっき、イケダハヤトって人について書いた記事を読んでたんすけどね。」という記事を読みました。たぶんコンビニ店長が書いたのでしょうね。この部分を読んでいて、趣味でブログを書くってこういうことなんだようなぁっと、共感しました。

考えてみると、俺は常におすそわけの原理で動いていた気がします。たとえばカレー作った。なんかおいしくできた。じゃあ隣にも分けてあげよう。やっべー俺の作ったカレー超うめえっすよ。でも隣の人がカレー好きじゃなかったらおすそわけしない。インターネットのすばらしさは、俺にとっては「俺の作ったカレーここにあり!」「俺は超うまいと思うからカレー好きな人は食え!」「でも俺の好みで作ったから好みにあわない人ごめんね」「そのかわり無料」っていうところです。

かといって日本全国のカレー好きの人に俺のすばらしいカレーを届けるための努力をするほどではないのです。だから別に有名になる必要はなかった。それに俺には「今日はカレーを作ろう」「いや、気分的に今日はうどん」という自由がありました。その自由を捨てる気はなかったのです。カレー職人になりカレーで金をとるためには、三度のメシよりカレーが好きであり、魂がカレーでできている必要があります。それでいえば俺は「料理が好き」なだけであり、だれかがおいしいといってくれればそれで満足だったのです。もっといえば「おいしいといってくれる可能性がある」だけで満足だった。


 上の記事をみつけたのは、「コンビニ店長、私はあなたとブログ交流を続けたかった。しかし、それは難しいのようですね。 」(シロクマの屑籠)を読んだからでした。ありがとう、シロクマさん。