ついつい通ってしまう浦和のイタリアンレストランのプリマベラに行きました。
先月と比べてメニューが大きく変わっていて面白い。プリマベラのシェフ曰く、季節で旬の素材を使うのが一番美味い、決まったレシピは無くてその日の素材で毎日料理を決めている、そうです。素材の良さとシェフの腕に惚れている私は、旬の素材でメニューを組んでもらって望むところです。
まずはシャンパンから。酒が美味いのもプリマベラの良いところ。甘いシャンパンを出す店が多い中、これは辛口のシャンパン。この後に出てくる牡蠣によく合う。
前菜は、なんとシュークリーム?! 生ハムをクリームにして、これをシュー生地で挟んだもの。クリームがしっかり生ハムの味がします。ホールスタッフ曰く、ブロックの良い生ハムを使っていて、本来はそのままスライスすると良い酒のおつまみになるものを、変化球としてシュークリームにしたとのこと。シュー生地と生ハムの味がよく合う。
つぎは牡蠣。生牡蠣に白バルサミコ酢の良いものをかけています。生牡蠣の塩気にバルサミコ酢ってよく合いますね。そしてシャンパンを合わせると最高です。牡蠣の上に細切りの人参が載っています。人参の味はほとんどせず、歯ごたえのアクセントとしていい仕事をしています。
自家製のフォッカチャとグリッシーニ。奥に見えるオリーブオイルをつけて食べます。このフォッカチャも凄いですよ。
2杯目は北イタリアのシャルドネ。写真でも分かるように色の黄色味が強い。ステンレス樽ではなく、木製の樽で熟成したのだと想像する。相変わらず凄いワインが出てくる。酒だけでもお店がやっていけるんじゃないかな。
魚貝のパイの包み焼き。パイの下には玉ねぎのソースを薄くひいています。
一般にパイの包み焼きは、中身の旨味がパイ生地に閉じ込められて美味しいのですが、それに加えて中身が蒸し焼きのようになって熱々です。中は、蟹、ホタテ、鮭、それから何だろう、、、とにかく美味い。
サラダ。普通のサラダなんだけど、良い野菜を使っていて味が濃い。ドレッシングは良いバルサミコ酢を使っています。素材の良さって凄いな、うまみ調味料で味を調整せずこんなにしっかりした味を出すって、贅沢だなっと思います。
文章で美味しさが伝えられない、蟹ミソとチリメンジャコのパスタ。
この冬の時期の蟹は美味しいですよね。それをパスタソースにするんですから贅沢です。 しかもチリメンジャコがまた良いものを使っています。蟹ミソのコクとチリメンジャコの塩気が絶妙にあいます。よくこの組み合わせを思いついたものです。そしてシャルドネとの相性も素晴らしい。
デザートです。いつものガトーショコラのかわりに柑橘系のタルトが出てきました。これがまた美味しい。
もう一品。ピールとビスコッティとチョコレート。チョコレートは六角で風味をつけているとのこと。これがすごく美味しい。
まとめ
プリマベラのメニューがガラっと変わっていた。
えっ、 こんな組み合わせあり?! と思う料理が次々と出てくる。しかも一つ一つがしっかり美味しい。満足