kotaの雑記帳

日々気になったことの忘備録として記していきます。



ガラパゴス日本の女性専用車両

  日本の狭い考え方を揶揄して「ガラパゴス」と評されるものがあります。

  単一民族であるが故の島国根性や、英語が読めない語学力に故の情報格差から、日本の制度や考え方がこの世の全てと信じる心理があるためです。簡単に言えば、日本人の多くは視野が狭い、という事でしょう。

 

  今朝、NHKのTV番組「おはよう日本」を見ていると、電車の女性専用車両の話題が取り上げられていました。要旨は3つ。

  • 痴漢は日本だけの犯罪ではなく、世界の都市で一般に見られる犯罪である
  • 女性専用車両の導入に対して、イギリスでは女性が反対している
  • 日本の痴漢犯罪の件数は、女性専用車両を導入後も横ばい

 

  痴漢犯罪を防ぐという目的に対してその手段を考えた場合、「女性専用車両」という手段は不適切だとイギリス人女性は考えている点が興味深い。反対メッセージとして“セクハラを防ぐために、オフィスを男女で分けるのか?”と、よく思考するよう促すメッセージも番組で紹介されていた

www.bbc.com

 

  先日、日本で女性専用車両をに男性が確信犯的に乗り込み(女性専用車両は男性が乗ることは認められている、ちょうど優先席が善意によりお年寄りに席を譲るのと同じ。)、車内の女性が暴れて電車を止めた事件があった。このときネットでは女性専用車両の是非について議論があった。

matomame.jp

 そこで取り上げられなかった点として、「女性専用車両」という手段の欠点を次のように思っています。

 

車内で暴れた女性は「女性専用車両」という既得権益を拡げたかったのではと、邪推しています。

 

  痴漢犯罪を防ぐ手段として、車内に防犯カメラの設置が始まっています。これも監視されている気持ち悪さがあり、手段として上等だとは思いません。しかし、「女性専用車両」と「防犯カメラ」のどちらの手段が良いか?考えるきっかけになる点は良いことだと思います。