童話「リズと青い鳥」をモチーフにして、高校吹奏楽部の女子二人の葛藤と決心を描いた映画。
居心地の良い場所と飛べる場所が異なる。そんな葛藤の中で、童話で孤独な少女リズは大好きな青い鳥を自分の元から解き放つ。
吹奏楽部の孤独な少女みぞれは、卒業が近ずく中で大好きな友人のぞみに何を求めるのか?
事件らしい事件はなにも起こらず、淡々としたストーリーが淡い映像の上で進んでいく。美しい映像を楽しみつつ、リズと青い鳥はどうすればハッピーエンドとなるのか考えることが、この映画の醍醐味であろう。
おまけ
私は新宿ピカデリーでこの映画を観ました。映画館は混んでいました。こんな淡々とした映画をこれほど多くの人が観に来ているのは意外でした。
一方、新宿ピカデリーで映画を見るのは久しぶりでしたが、ここは椅子が広く前後の間隔も広いのでとても快適。