来年の手帳は、ミドリノートダイアリーに決定。ネットで早速注文、さっき届いた。
個人の生産性は手帳で決まる。有能な先輩や上司をよく観察すると、彼らが色んなことをよく知っていること、それらの本質をよく理解していることに気づくだろう。僕たちもネットの情報にいっぱい目を通して、いろんな人と話して、情報のシャワーを浴びているのに、頭に残る情報の量と質は大違いだ。
ある日、僕は気づいた。有能な彼らは情報のシャワーを浴びるだけじゃなく、それを整理している。もちろん、整理するためのまとまった時間をとったりしない。重要だと思う情報にだけ、少し手間をかけている。その手間とはこうだ。情報のキーワードを手帳に書き留める。キーワードは、普通に5W1H程度でOKのようだ。こんな簡単な習慣で、情報が蓄積され、それが相互に関連付けられていく。その関連付けこそが、彼らが有能な原因だ。
手帳へのメモは、まとまった時間を用意しないのがコツだ。そもそもまとまった時間などとれない。ちょこちょこ隙間時間で書いていく。このちょこちょこ書くのに大切なのは、
- 手帳が小さいこと
- 手帳の書き味が良いこと
手帳が大きいと、つい持ち歩くのが億劫になりちょこちょこ書き留めることができなくなる。持ち歩ける程度の大きさにとどめておく必要がある。また、手帳の紙の質が悪いと書き味が悪く、メモを取るのが嫌になる。この書き味に価値を感じない人がいるが、もしあなたがメモを取るのが苦手で続かないのあれば、試して欲しい。書き味が良いと、メモをとる習慣は確実に身に付きやすい。
色々な手帳を探してみた。モレスキンは書き味は良いが、価格が高い。ぼぼ日手帳も高い。高橋書店の手帳や、能率手帳は、紙の質がいま一つ良くない。ある日、LOFTでみつけたのがミドリ ノートダイアリ。去年一年使ってみたが紙の質が良くて書いていて気持ちがいい。メモの量が格段に増えた。価格も1080円とお手軽。
ミドリ ノートダイアリは、月間ブロックと、罫線の引かれたメモ、無地メモの3種類のシートからできている。月間ブロックは、一か月のスケジュールを書き込める部分。ここの余白が思いっきり大きく用意されているのが特徴だ。意外なことにこの余白の使い勝手がとても良い。僕は、映画の上映スケジュール、美術館のスケジュール、洋服のバーゲンの日程など、興味はあるけど行くかどうか分からないイベントをこの余白にメモしている。ポカっと予定が空いたときに、この余白メモを見ると行きたいところがすぐみつかる。また、ノートダイアリは、真ん中のページを開いても(つまりどこのページを開いても)水平に開くので、メモを書いていてストレスが無い。書きやすい。手帳はこういう僅かな使い勝手の良さが大事で、使い勝手の悪い手帳はとたんにメモの量が減り、使わないものになってしまう。その点、ミドリ ノートダイアリは、完璧だ。
このノートダイアリシリーズには、文庫サイズ、新書サイズ、A5、A4変形など様々なサイズがある。僕は、上着の内ポケットに入る新書サイズが好き。
ミドリ MDノートダイアリー 手帳 2019年 文庫 マンスリー 27725006 (2018年12月始まり)
- 出版社/メーカー: デザインフィル(Designphil)
- 発売日: 2018/08/03
- メディア: オフィス用品
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