先日CEATECに行ってきた。YAMAHAのブースが面白かった。ピアノをアクチュエータそしてインプットデバイスとして、ネットワーク上のデータと連携させるデモを展示していた。もう少し分かりやすく書くと、
- ピアノを弾くと、その鍵盤・タイミング・タッチを記録することができる。これにより、ピアノを購入してから弾いた曲を全て記録できる(ピアノライフログ)
- ネット上の演奏データをダウンロードすることにより、自宅のピアノで実際に演奏することができる。オーディオマニアがオーディオ機器に数百万円かけるが、実際にピアノが出す音には敵わないというのがYAMAHAの主張。確かに、有名なピアノ演奏者のデータで目の前のピアノが鳴ると楽しいだろう。個人的には上原ひろみのジャズピアノを聞いてみたい。
その他にセカイカメラとの連携もデモしていたが、こちらは取ってつけた感じ。
また、VOCALOIDによる音声合成による歌とピアノのコラボもあったが、内容がてんこもりでわかりづらかったのではないかと思う。因数分解すると
という構成で、てんこ盛りのデモであった。そのためか見学者も、音楽好きっぽい人、ロボット好きっぽい人、ネットアプリ好きっぽい人、と雑多な人々で構成されていた。