露出を決めることは難しいという話を先日書いた。
http://d.hatena.ne.jp/kota2009/20100331/1269989692
そこで、D90にはその露出設定を助ける機能がついている。これがDライティング、アクティブDライティング、ADLブラケットである。名前が似ていて紛らわしいので、一度整理することにした。
Dライティング*1は、撮影後の写真を補正する機能である。取扱説明書(p223)によると、
Dライティングでは、画像の暗い部分を明るく補正できます。逆行で撮影したために顔の部分だけが暗くなった画像や、フラッシュの光量不足で暗くなった画像などに効果的です。
Dライティングは、D90本体だけでなく付属ソフトViewNXでも使うことが可能です。
次にアクティブDライティングは、撮影時に露出の補正をする機能で、撮影対象をカメラが判断して、対象に応じて露出を決めます。アルゴリズムについては、色々調べましたが分かりません。ネットの情報も統一されていないようです。
最後にADLブラケット*2は、シャッターボタンを一度押すと、アクティブDライティングをONにした写真とOFFにした写真の二枚を撮影する機能です。
調べてみると、アクティブDライティングの評判は結構良いようです。常にONで良いんじゃないかなというのが今の感触です*3。