D90のAF機能についてです。
D90には11点のフォーカスポイントがあります。その中で中央のフォーカスポイントがピントを合わせる範囲を設定します。設定値は二つ。
- ノーマルフレーム
- 中央のフォーカスポイントがピントを合わせる範囲が狭い
- そのため、撮影者が狙ったところにピンポイントでフォーカスが合う
- 動きの少ない被写体(じっくり被写体を狙える場合)にはこっちを使おう
- ワイドフレーム
- 中央のフォーカスポイントがピントを合わせる範囲が広い
- そのため、カメラ任せになる部分が多い
- 動きの大きい被写体(撮影者が被写体を追いきれない場合)にはこっちを使おう。
この設定は、AFエリアモードがオートエリアAFモードの場合には働きません*1。
*1:オートエリアAFモードでは、11点あるフォーカスポイントのどこを使うかはカメラ任せであるため、中央のフォーカスポイントに特化した本設定は無効ということです。