戸建てを新たに建てようとしたときに、ハウスメーカに頼む方法と工務店に頼む方法があります。それぞれ一長一短あり悩むところです。ハウスメーカの長所は、安定した品質にあります。実際に建物を施工するのは下請けの下請けですから、出来栄えには当たり外れがあるものです。しかし、ハウスメーカの家は施工する人になるべく品質が左右されないようにしています*1。一方、ハウスメーカの短所は、間接費が大きいことです。間接費とは、顧客を集めるための費用です*2。「家づくりの基礎知識」によるとハウスメーカの建てる家の約半分は間接費となっています。これって勿体ないって、おもちゃいます。
では、工務店はというと、優れた工務店を探すことが難しいことが問題です。施工する人の技術に家の出来栄えは大きく左右されますので、良い工務店を選ぶことが家づくりのポイントになるのですが、どの工務店が優れているのかが素人目には分かりません。工務店さんの優劣を見分ける良い方法をご存じの方はいらっしゃいませんか?
ところで、住宅に関してネットや本を色々見ているのですが、「家づくりの基礎知識」は良い本です。基本的な事柄を網羅的にきっちり説明してあります。ハウスメーカのパンフレットを読むときにはこの本を引きながら読んでいます*3
家づくりの基礎知識〈2010年版〉―これ1冊ですべてが分かる!
- 作者: 中村義平二
- 出版社/メーカー: 建築資料研究社
- 発売日: 2009/12
- メディア: 大型本
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