kotaの雑記帳

日々気になったことの忘備録として記していきます。



普天間問題って何だ?

普天間問題がニュースで騒がれている。いつものことだがニュースでは論点が定まっていない。論点が定まっていないどころか、大衆ウケするようねつ造を行っている。これもいつものことだが。
http://kikko.cocolog-nifty.com/kikko/2010/05/post-8136.html
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ネットニュースを含めてニュースに踊らされないよう、論点を整理しておこう。

そもそも普天間問題とは何か? 沖縄にはたくさんの米軍基地がある中で普天間基地だけを問題にするのはなぜか? それは普天間基地普天間市のど真ん中にあって、市民生活にとって危険であるからだ(実際に町中にヘリが落ちたこともある)。この問題は、沖縄にたくさん基地がある中で、その場所が市街地に近くて危険な普天間基地をどこに移動しようか?という捉え方が正しい。

普天間基地問題(普天間基地は危険な場所にあるという問題)は、民主党政権のずっと前からある問題で、自民党はこれを放置していたわけだ。そこで、考えるべきは、悪いのは誰だ? 自民党?それとも民主党? 下を読むと沖縄の人には民主党に対して良いきっかけを作ってくれたと感謝さえあるようだ。
http://kikko.cocolog-nifty.com/kikko/2010/05/post-8136.html

さて、普天間問題をどう決着つけるかだが、民主党が移転先を決めれないで困っているのが現在の状態である。なぜ決めれないか? それは連立与党の社民党が国外移転を主張するからである。社民党は内閣に大臣も出している立派な与党(政権を握っている党)なのだが、普天間基地は国外移転以外を認めないと言っている。それはそれで良いのだが、社民党の主張は、ゴミの焼却場をどこに置きましょうか?というレベルの主張である(みんなが要らない物をどこに押しつけるかの議論)。一方、日本は国防を米軍に頼っているため、米軍全てを日本から追い出すわけにはいかないという現実がある。社民党が野党(政権を持ってない党)ならば、ゴミの焼却場レベルの主張で良いのだが、福島瑞穂大臣が国防も含めた包括的な視点で主張をしないのが問題である。

普天間問題の話が長引くのは、民主党が単独与党ではなく、社民党と組んだ連立与党であることが真因である。