kotaの雑記帳

日々気になったことの忘備録として記していきます。



カメラファインダ:ペンタミラー vs ペンタプリズム

 撮影する際、一眼レフカメラでは背面液晶ディスプレイではなくファインダを覗いて構図を決める。これがコンパクトデジカメと一眼レフカメラの違いの一つだ。
http://ganref.jp/magazine/expert/chap3/c3_0101.html

 このファインダの方式について書いてみたい。ファインダの方式には、ペンタプリズム方式とペンタミラー方式の二つの方式がある。

 ペンタプリズム*1は、プリズムによりレンズから入った光をファインダに導く。このプリズムは例えば以下のページで見ることができる。
http://waopage.seesaa.net/article/102757238.html

 一方、ペンタミラー方式では、プリズムの代わりに光を反射させてレンズからの光をファインダに導いている。ペンタミラーは例えば以下のページで見ることができる。
http://mutohide.net/zatukityou/d76.html

 さて、ペンタプリズム方式とペンタミラー方式を比べると、ペンタミラーは(1)長所として、軽い、安い、(2)短所として、ファインダから見える像が暗い・小さい、ゆがみやすい、ミラ―面が剥がれることがある、といった特徴がある。このため、初級機にはペンタミラー方式、中上級機にはペンタプリズム方式が使われることが多いようだ。

 実は、Nikon D90Canon Kiss X4のどちらを買うかで私が悩んだ際に、D90を選ぶ決め手になったのは、D90ペンタプリズムを使用しており、Kiss X4がペンタミラーを使用していることでした。D90を購入して2ヶ月ほど経つが、D90のファインダに今のところ不満は全くない。

*1:正確には、ペンタゴナルダハプリズム(ペンタダハプリズム)と呼ぶ。