リーマンショックにより、世界経済の先行きが不透明になり、日本でも支出を絞る動きが顕著である。この節約志向は、貯蓄のあるアッパーミドル層以上も例外ではない。
ところが、景況感回復が遅れる中で、アッパーミドル層以上の節約疲れの動きが見られる。例えば、夏の旅行先もアジア中心のいわゆる安近短でなく、ハワイやヨーロッパのような高額旅行が売れている。
同社でも、円高メリットを享受できる欧米などへの遠距離旅行が人気だが、今夏はボーナス支給額が微増となったことで、全体として旅行意欲が高まっていると分析。旅行者数はリーマンショック以前の水準に戻ると推察している。
http://news.walkerplus.com/2010/0707/7/
このように貯蓄はあるが先行きが不透明なため支出を絞っていたアッパーミドル層以上が、節約疲れにより消費を始めた動きは、戸建て住宅が売れていることとも一致する。今が株式などの投資をするチャンスかもしれない*1。
http://d.hatena.ne.jp/kota2009/20100731/1280549348