kotaの雑記帳

日々気になったことの忘備録として記していきます。



オリンパスE-5の評判が良い

 オリンパスE-5の評判が良いようである。発売後に評価が一変、カメラ通が認めたオリンパス「E-5」の底力とは?

価格.comの口コミ掲示板を見ると、いち早くE-5を購入したユーザーが「ものすごい描写性能に驚いた」「高かったが購入してよかった」と評価する口コミ情報が大半を占めている。ユーザーレビューによる満足度も4.90(評価者は38名)と、満点の5点に限りなく近い高評価を獲得しているほどだ。

実は、E-5のカタログスペックは前機種のE-3とあまり変わらず、オリンパスファンからは当初否定的な意見が多かったようです。

口コミ掲示板を見ると、当初はE-3からの変化の少なさに驚く声が少なくなかった。「2年も待たされたのに変更点が地味すぎる」「動画撮影機能がフルHDではなく中途半端」「おそらくマイクロフォーサーズ機の開発に注力しているのだろう。もうフォーサーズ規格は消える運命なのか」「E-5を出さなくても、現行のE-3で十分ではないか」という否定的な書き込みが少なくなかった。

ところが、E-5の出荷が始まると、その描写力の高さが明らかになり、一気に評判が高まりました。

 描写力に優れるSHG(スーパーハイグレード)レンズ(通称:松レンズ)を使って撮影した昆虫や風景の写真を投稿したユーザーに対し、「解像感の高さに思わず鳥肌が…。これが松レンズの実力なのか」「もう他社のデジタル一眼レフは使えない」と高い賛辞が送られた。「ZUIKO DIGITALレンズの描写力を余すところなく引き出す、というE-5のキャッチコピーは本当だ。まるでレンズが生まれ変わったように感じる人は多いと思う」と評価する声も見られた。

 オリンパスさんは、いい仕事をしたのですね。一方、どうしてもユーザはカタログスペックを通して製品を見るため、カタログスペックを抑え目に新製品を企画するというのは、すごく勇気と社内議論が必要だったと思います。いまのデジタル一眼カメラは、高画素化競争が一服して、高感度化競争もそろそろ終わりかなっという段階で、競争軸が見つけられないでいる状態*1オリンパスさんは、描写力という直球ど真ん中の競争軸で市場に挑んだのだと思います。

OLYMPUS デジタル一眼レフカメラ E-5 ボディ

OLYMPUS デジタル一眼レフカメラ E-5 ボディ

*1:だからハイビジョンムービー機能がついたりするんですが。