「一を聞いて十を知る」という言葉があります。最近やっと、「一を聞いて十を知る」人は九を考えているんだ、ということに気付きました。九を考えるためには、一を分析する切り口が必要なわけですが、この切り口をいくつ持っているかが、その人の思考力と言えるでしょう。
その切り口の一つとして、少し前に素晴らしいものを目にしました。それは、物事を(1)それが何が起こっているのか、(2)それが何を意味するのか、(3)自分が何をしないといけないのか、の3つの視点で考えるというものです。最後の自分が何をしなければいけないのかを考えるというのがポイントです。
ここまで書いてみて、(1)分析する切り口っていうのは、勝間和代が言うフレームワークと言えること、(2)上の3つの視点は勝間和代の言う「空・雲・傘」と同じことだと気付きました。いいこと書いていたんだな勝間和代の本は。ついでに、企画の達人という本で、国際感覚とは外国で起こった出来事が今日のデートにどう影響するか分かることとありましたが、これは上の視点(3)ですね。
このように、本に書いてあることが読んだときはピンとこないのですが、後から分かる。つまり、一を聞いて後から一が分かるという状態がよくあります。まだまだ修行が足りません。
効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル化する方法
- 作者: 勝間和代
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2007/12/14
- メディア: 単行本
- 購入: 24人 クリック: 922回
- この商品を含むブログ (697件) を見る