kotaの雑記帳

日々気になったことの忘備録として記していきます。



盗人にも五分の理

リーダーをやっていて部下と面接をしていて、屁理屈をこねてるなっと思うことがある。そのときに思い出すのが「盗人にも五分の理」という言葉である。これは、盗みをするのにもそれなりの理由がある、それが転じてどんなものにも理屈は付けられるという意味である。

 最近気づいたのですが、当人は屁理屈をこねているつもりはなくその理屈を正しいと信じている場合が結構ある。そんな部下にその態度を変えるよう注意しても効果がない場合がほとんどである。本人は自分のことを分かってもらえないとフラストレーションをためるだけである。

 たとえば、部下が約束した仕事をやってないとする、そこで叱ろうとすると、やらなかった理由を言ってくる。「別件の仕事が飛び込んできた」「パソコンが壊れた」などなどである。一方、リーダーにはこれらの理由は回避可能であるので、屁理屈に聞こえる。そこで、「別件の仕事が入ったのであれば、残業でするよね」とか「同僚のパソコンを借りれるよね」とか反論するのだが、部下にはこの声は届かず「分かってもらえない」と思う。

 では、どうすればよいかと言えば、客観的な事実をもとに話をするしかないと思う。それでも通じないときには、自己啓発セミナーにでも参加させるなどしてみるのかなっと思う。