そろそろ大学生の就職活動が始まるシーズンです。そのせいか、大学生の就職内定率が非常に低いというニュースをよく目にします。つまり、サラリーマンになれる人が少なくなっているのです。そこで、視点を変えて今日はお金の話をしましょう。
サラリーマンの平均年収はいくらかご存知でしょうか?答は437万円(平成19年)です*1。また、年収毎の人数を調べると、年収300万円台の人が一番多いのです*2。このように数字でみると、サラリーマンの年収は決して多くはありません。
ところで、大学生が就職できないのは、学力が下がっているからという記事を目にしました*3。http://news.livedoor.com/article/detail/5186359/
大学生の学力低下があるとすれば、それは大学生のせいというよりも、教育システムの責任でしょう。では、その教育大切な入り口である小学校・中学校の先生の年収っていくらでしょうか?調べると、公立小・中学校(幼稚園)教員の年収は平均742万円(平成19年)でした*4。公立の先生はサラリーマンより300万円以上高い年収を得ていることになります。このように数字で見ると、公立の教員の年収は多い印象を受けます。
以降、私の偏見&独断です。学校の先生を分析すると、頑張っている人と頑張っていない人に二極化しています*5。頑張っている先生にはたくさん給料をあげて、頑張っていない先生には少ない給料という給与体系にすれば良いのにと考えるのですが、先生の質を測るのを学校は嫌がるようです*6。そこをなんとか切り込んで、高齢者の医療費や子供手当ての財源として、公立校の教員の年収を削減してはどうか、と思う。