kotaの雑記帳

日々気になったことの忘備録として記していきます。



会社を選ぶ方法

 先日、就職説明会に説明員として参加して来ました。幸いにも非常に多数の学生の皆さんに来ていただき、私のつたない説明を熱心に聴いていただきました。個人的に質問に来られる人もたくさんおり、数十人の学生の方とゆっくり話をすることができました。その中で、自分のやりたいことが分からないという学生の多さが意外でした。よく話を聞いてみると、どうやら就職サイトの見方に問題があることが分かってきました。

 就職サイトでは、様々な会社を検索することができます。しかし、あまりにも多数の会社をみつけることができるため、学生は会社を選べないのです。また、就職サイトの提供する会社の説明は情報に乏しくとても分かりづらいのです。これで会社を選べと言われても誰も選ぶことはできません。

例えば、パナソニック「求める人材」の説明は以下のようになっています。

パナソニックとは「夢を実現させる舞台」であり、意欲さえあればどんな挑戦でも可能なフィールドが無限に広がっています。例えば、自らの意思で「適材適所」を実現できる社内公募制度や若年層から世界中の人々の未来を築き、地球規模で活躍できる仕事にチャレンジできる各種トレーニー制度も盛んです。何事にも挑戦し続け、「世界を動かしてみせる」という“熱い思い”にあふれた、未来の“Global Challenger”を必要としています。

これを読むと、「夢を実現させる舞台」、「意欲」という言葉が目に止まり、学生の皆さんは「自分の夢は何だろう?」「自分が本当にやりたいことは何?」と考えることでしょう。しかし、ほとんどの学生は「自分の夢」をみつけることはできません。これは非常に難しい問いなのです。

 

では、どうすれば「自分のやりたいこと」をみつけることができるでしょうか?実は簡単なコツがあります。

Job interview getup

そのコツは、就職セミナーでのメモの取り方にあります。

就職セミナーで話を聞くときにメモをとってください。そのメモには、大事だと思うところを黒色で書き、個人的に面白いと思うところを赤色で書きます。セミナーが終わった後、喫茶店に入ってメモを読み返してください。赤色で書いたメモを見ながら、なぜそこを面白いと思ったか考えてください。これは一緒にセミナー行った友達のメモと自分のメモを見比べると一層効果的です。友達と違った部分を赤色でメモっていれば、そこがあなたの「やりたいこと」です。