『畑村式「わかる」技術』という本に大変頭を刺激された。
何かが分からないとき、闇雲に調べ事をするのではなく、何の情報を得れば「わかる」のかが明らかになれば、短時間で「わかる」に辿り着ける。そのためには、「わかる」とはどういう状態なのかを知ることが大切である。本書は、この「わかる」という状態を既存の「テンプレート」にあてはまった時と主張している。(ちなみにこの「テンプレート」とは勝間和代が「フレームワーク」と読んだものと同じだと感じる)
一般に物事は多様な切り口で見ることが出来るが、これはあてはまる「テンプレート」が一つではなく複数あるということであろう。では、どの「テンプレート」を用いるべきか?疑問が浮かぶ。このように考えを進めることを著者は「テンプレート」を自分で作る作業と述べているのだと思う。
- 作者: 畑村洋太郎
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2005/10/19
- メディア: 新書
- 購入: 6人 クリック: 26回
- この商品を含むブログ (69件) を見る