ガーデニングといえば剪定です。剪定の方法について書いた記事は多いのですが、そもそも何故剪定が必要か?という点についての情報がどこにも見つかりません。最近やっと「庭木の剪定コツのコツ」という本を読んで合点がいきました。
簡単に説明します。山の中のような自然のままの森を想像すれば分かるように、植物は太陽の光の取り合いをして互いに競っています。競争に負けた株は枯れてしまいます。また、虫は植物の葉を食べますが、食べ過ぎれば鳥などの天敵に見つかりやすくなって虫も減ります。このように植物同士や植物と虫が取っているバランスに人間が介入して、望む植木や枝が競争に勝つようにするのが、剪定なのです。
このように考えると、雑草を抜くことも剪定と言えるかもしれません。
- 作者: 富澤彰夫,新井孝次朗
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2006/11/01
- メディア: 単行本
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