日経文庫の「EQ入門」はEQの実践の本である。
この中に、他人から好かれる方法が述べられている。p.186より
心理学の検証結果によると、人は他者を判断する場合、基本的に三つの観点からしか見ていないことが実証されています。
その三つとは「親しみやすいか」「望ましいか」「活動的か」です。
ここで面白いのは、「望ましいか」以外は、非常に実践しやすいことです。
- 「望ましいか」は、社会一般にそのようが良いとされていることに一致すればよいのです。真面目であるとか、仕事が出来るとか、優しいとかです。
- 「活動的か」は、元気があると言い換えても良いでしょう。
最後に残った「親しみやすい」を実践するにはコツが必要です。人は、自分の感情に共感してくれる人を、「親しみやすい」と思います。この共感力はまさにEQの力です。EQの力を鍛える実践的な方法を本書では述べています。その方法の一つは感情に関するボキャブラリを増やすことです。このように非常に具体的です。
- 作者: 高山直
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2007/02/01
- メディア: 新書
- 購入: 7人 クリック: 140回
- この商品を含むブログ (13件) を見る