kotaの雑記帳

日々気になったことの忘備録として記していきます。



2015年のカメラ

 カシオのデジカメEX-H20Gは、2015年のデジカメを想像するのに、良いインスピレーションを与えてくれる。

http://journal.mycom.co.jp/articles/2011/08/05/casio/index.html

EX-H20Gの特徴は、GPS機能と背面液晶画面を上手に組み合わせて使っていることだ。EX-H20Gは、地図データを読み込むこともでき、簡易なナビとしても使うことができる。旅行に行けば、カメラを持ち歩き、ナビが欲しくなるものだ。このユースケースをぴったり抑えているところがさすがカシオである。

2015年のカメラは、GPS,地図データ、画像認識、通信機能がホットなキーワードになっていると思う。通信機能の先鋒は、Eye-Fi.現在、Eye-Fiは、カメラメーカと連携し、通信とカメラの連携機能を作りこんでいる筈だ。もちろん、Facebookといったクラウド連携機能の実現が当座のど真ん中アプリだろう。その中でもGoogle mapとの連携が狙い目である。

カメラメーカにとっては、通信機能をEye-Fiに任せ、サービスをクラウドに任せるという、水平分業が作れることがメリットである。

さて、カメラメーカの難しさは、ずばりスマートフォンとの差別化となるはずだ。ユーザから見れば、高画質化したスマートフォンのカメラで十分と2015年にはなっているはずだ。そのとき、コンパクトデジカメという製品セグメントが縮小しているのか、それとも別の形で押し返しているのか、興味深く見ていきたい。