kotaの雑記帳

日々気になったことの忘備録として記していきます。



Silkypixの露出補正機能

露出補正とは?

 カメラで写る明るさの範囲は、目で見える範囲ほど広くない。そのため、どの明るさをカメラで写したいのか決める必要がある。これが露出である。カメラは露出を自動で決めるが、撮影者の意図を込めた撮影をする場合には、露出補正が必要となる。詳しくは、ヒストグラムのエントリにまとめましたので、これも見てください。

露出補正の具体例

Silkypixで露出補正を行う例を記します。
例えば、下の薔薇のように色が鮮やかなものを撮影すると、色飽和が頻繁に起きます。色飽和が起きている部分は、色情報が潰れてしまって、色の区別がつかなくなっています。この写真の場合、薔薇の花びらの日が当たって明るい部分が色飽和している部分です。

 Silkypixヒストグラムで見ると、赤の輝度値が右端にピークが出ていることが分かります。


 そこで、-1/2の露出補正をかけると、次のように花の色の表現がぐっと豊かになります。

ヒストグラムで見ても、赤の輝度値の右端のピークが減っていることがわかります。

おまけ

今回のSilkypixでの露出補正は、以下のようにヒストグラムと色を再現したい部分を同時に見ながら行いました。