kotaの雑記帳

日々気になったことの忘備録として記していきます。



CP+ 2012番外編: 桃井一至トーク

 CP+ 2012では、オリンパスブースで桃井一至氏の話を聞くことができました。

ZUIKO-STAGE
PENを片手に撮影散歩〜都心をアートに撮ろう〜
ゲスト:写真家 桃井一至氏

この話の中で、私の心に残ったことを記します。

一つ目は、都会をお散歩しながら写真を撮りましょう、というメッセージには案外深い意味があったこと。その意味とは、写真を撮りに散歩をするのではなく、散歩をするついでに写真を撮るという姿勢を彼は勧めていました。例えば、雑誌で紹介されたお店に行くのが目的で、その道中で面白いものをみつけて撮る。疲れたら、バスや電車に乗ってさっさと帰る。そんな緩さで撮影してはどうかという提案でした。この緩い心構えにはとても共感を覚えます。

二つ目は、面白いものをみつけたら、一枚パシャッと撮影するのではなく、角度を変えたり、絞りを変えたりして、たくさん撮影することを勧めていたこと。私の場合、面白いものを見つけたことにテンションが上がっており、撮影したときには面白く見えても、家に帰って見るとつまらない写真だったっていうことが何度もあります。面白いものをみつけたことに満足せず、最も面白く見えるにはどう撮れば良いか?とさらに追い込む心構えが大切なのだと感じます。