試験場では、10社のパネルが並べて設置されているが、枚数や合計の定格出力はバラバラ。さらにSBエナジーはデータの補正を行わず、そのまま全体発電量の生データを公開しているため、「発電性能」を比較するためには、出力1ワット当たりの発電量を見るのが一番わかりやすいことになる。
すると、驚くべき結果が明らかになってきた。一例として、帯広試験場の20日のデータを参考にしてみよう。
1ワット当たりの発電量では、化合物系のCIS薄膜を製造する日本のソーラーフロンティア社が6.58ワットで1位だったが、2位、3位には、ともに中国系メーカーのサンテックパワー(同6.26ワット)、インリーグリーン(同6.15ワット)のパネルが入ったのだ。
太陽光を電力に変換する割合である「モジュール変換効率」で世界最高峰の16.8%を誇るパナソニックのHIT太陽電池は6位に当たる6.06ワット。国内シェア1位のシャープは5.82ワットと、10社中、8位と下位に甘んじた。低価格の中国メーカーと、品質・性能で上回る日本メーカーという一般的に語られてきた構図は、ここではまったく当てはまらないことになる。
これって、どこにデータがあるのでしょう?
「出力1ワット当たりの発電量を見る」というのは、正しくない感じがするのですが、元データをみつけられません。
公開されているグラフと各パネルの定格出力から計算したのかな??
http://www.sbenergy.co.jp/ja/business/attention.html
以下推測ですが、定格出力に対してどれだけ発電できたかを比較しているのであれば、意味がない。