kotaの雑記帳

日々気になったことの忘備録として記していきます。



写真をうまく撮る3つのステップ

 デジキャパの2012年6月号の特集が面白い。3つのステップで良い写真に仕上げるという企画だ。その3つのステップとは

  • みつける
  • 目立たせる
  • 演出する

デジキャパだけあって、上記ステップは初心者にもわかる表現にしてあるけど、良く読むとかなり深い記事だ。

 みつけるとは、自分が撮りたい被写体をみつけること。実はここがすごく難しい。花や動物や、子供、風景など撮りたいものは人それぞれで良い。でも、他の人と同じものを撮っていてもつまらない。面白いもの珍しいものをどうみつけるかには、定番の方法は無く、撮り手の技量が現れる。

 目立たせるとは、みつけた撮りたいものを主題としてどう表現するかということ。大きく写す、真ん中に配置する、配色で印象付ける、彩度を上げる、輝度を上げる、被写体深度を浅くするなどテクニックは大まかには6パターンだと私は思う。

 演出するとは、写真を印象深いものに仕上げるためにもう一工夫すること。シャッター速度を遅くしてわざとブレをいれたり、適正露出をわざと外してハイキーやローキーにしたり、逆光から撮影してキラキラ感を出したりと、演出に関してテクニックは無限にある。

 デジキャパのこの3つのステップという記事が気に入ったのは、他の写真雑誌や本などの撮影術を読んだときに、それがこの3つのステップのどれにあたるのかを意識しながら読むと、とても分かりやすく理解できるためである。そして、自分が何かを撮るときに3つのステップを心の中で意識すると意図を込めた写真が撮れるためである。

 この3つのステップは、カメラケースに書いておこうと思っている。