kotaの雑記帳

日々気になったことの忘備録として記していきます。



カメラの性能

 リコーのGR Digital 4が解像度を向上させるためにローパスフィルタを外したのをきっかけに、ちょっとしたローパスレスカメラのブームがおきた。そこにニコンが3630万画素という滅茶苦茶に多画素のD800を出し、世の中は写真の解像度を求める方向に向き始めている。
 でも、そんなハイスペックは必要なんだろうか?RAW現像ソフトのLightRoomを使っているとそう思うことが結構ある。RAW現像する際には写真に味を出すために、彩度を落としたり、周辺減光させたり、粒状ノイズを乗せたりすることが多々ある。こんなことをやっていると、カメラの性能やレンズの周辺減光の少なさを追い求めるのがナンセンスに思えてくる。
 どんな写真を撮りたいのか? これが分からないので念のためのハイスペックを追い求めてしまうのかもしれない。下の写真では、クリアに写っているより味がでたので、わざと画質を落とす加工をしています。