切りバラの花の撮影や、ケーキや料理の撮影をするときに、ミニ三脚があるととても便利です。フラッシュを使うと光の具合がおかしくて残念な写りになるため、フラッシュを禁止してスローシャッタで撮影することになります。このとき、手持ち撮影だとどうしても手ブレしてしまいます。
また、GR Digitalで絞りを開けて f1.9で撮影するときは、狙ったポイント以外はボケるため、どこにピントを合わせるかで写真の出来栄えが大きく変わります。三脚があるとちゃんと意識してフォーカスポイントを狙うことができます。
これまでは、すごく安い(たぶん500円以下)ミニ三脚を使っていたのですが、雲台が固定できなくなってきたので新しいミニ三脚を買うことにしました。これまで使っていたミニ三脚では一眼レフを乗せることができず、これが不満だったので少ししっかりしたミニ三脚を探してみました。
これまで使っていたミニ三脚、一眼レフは乗らない。
そこで候補に挙がったのが、SLIKのミニ2とミニプロ6です。両者の違いは、雲台が2ウエイ式(ミニ2)か自由雲台(ミニプロ6)かの違いです。ちょっと悩みましたが、自由雲台の方が使い勝手が良いので(2ウエイ式雲台は位置決めに二つのねじを締める必要があり、自由雲台ではねじ一つで済むため楽なのです)、ミニプロ6を購入しました。
使ってみると、一眼レフのニコンD90を乗せても安定して使えます*1。これで物撮りが楽になりそうです。
これまでのミニ三脚とSLIKミニプロ6
追記
ミニプロ6を使って撮影したバラです。カメラはD90。せっかくなのでf1.8まで絞りを開けて撮りました。絞りを開けるとピントの合う範囲が狭いので、ピント合わせがシビアになるのですが、三脚があるとシビアなピント合わせでも楽でした。
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*1:ネットで、一眼レフを乗せると不安定との書き込みを見かけましたが、三脚の一本の足をレンズ側に向けると安定します。これは、一般の三脚と同じことですが。