kotaの雑記帳

日々気になったことの忘備録として記していきます。



気持ちの強さ、前向きな気持ち

 ロンドンオリンピックで柔道の判定が変更されることが話題になっている。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120730/k10013951181000.html

柔道の男子66キロ級の準々決勝では、海老沼匡選手と韓国の選手が延長戦で決着がつかず、旗による判定で、いったん韓国選手の勝ちとされましたが、その後、判定がやり直されて海老沼選手の勝ちとなり、判定が覆る異例の結果となりました。

判定が覆ったときの韓国のチョ・ジュンホ選手の気持ち(落胆、不満、混乱、、)は想像に難くない。そんな落胆の中、次に様なコメントができるチョ・ジュンホ選手ってすごいと思う。しんどい時にカッコいいことを言うってなかなかできないものだ。

海老沼選手に敗れた韓国のチョ・ジュンホ選手は「旗の判定が覆る経験は自分の柔道人生でも初めてで信じられない。これは、もちろん審判の責任で選手の問題ではないと思うので、海老沼選手には銅メダルおめでとうと伝えたい」と話しました。


また、韓国のメディアの反応も、http://sankei.jp.msn.com/london2012/news/120729/jdo12072923340024-n1.htm

KBSテレビの解説者は「そんなばかなことがあるか。どうしてこんな判定ができるんだ」と絶叫。涙声で「チョは勝ったんです」と繰り返した。

シドニーオリンピックの柔道wikipedia:篠原信一選手の誤審騒ぎを思い返せば、理解できる。

日本でのNHKテレビ解説も「今のは間違いなく篠原の一本。誤審だ」と絶叫した。

この結果に対して、日本では、柔道関係者、マスコミともに誤審と断定して審判を批判した。全日本柔道連盟にも抗議が殺到し、中には主審を務めたクレイグ・モナガンやニュージーランド柔道連盟(主審の出身国)に脅迫まがいの電子メールを送りつける者までいた。篠原は「自分が弱いから負けた」とそれ以上言明せず、潔く引き下がった。

判定が覆ることは選手にとって良いことではない。審判のレベルをあげるとか、審判は判定を出す前にビデオも確認するとか、対策が必要だなぁと感じる。