kotaの雑記帳

日々気になったことの忘備録として記していきます。



なぜ日本から革新技術がでないか? それは君が他人の失敗を笑うからだ

ICT(情報通信)業界でのキーワードと言えば、クラウド、スマート、ソーシャルである。そのどれもが、米国産(クラウドGoogle, スマート=apple, ソーシャル=Facebook)である。そして、よくある問いとして、“なぜ日本からGoogleのような企業が出てこないのか?”というものがある。
なぜ出てこないかって、それは日本では一度失敗すると再挑戦が難しいからだと、私は思う。インターネット検索が儲かると1999年当時に確信のあった人間がいるだろうか?そんな確信がある人は世界中でいなかった筈だ。失敗してもともとの博打にトライするには、失敗しても致命傷を負わない社会が必要だ。日本にはそれがない。
日本も、失敗が許される社会を目指すべき、という論調を見かける。しかし、自民党安倍氏の総裁再選に関する論調をみていると、失敗が許される社会の実現はまだまだ遠そうだと感じる。いいじゃない、一度や二度失敗しても。そんな懐の深さを日本の個々人もつにはまだまだ時間がかかりそうだ。