kotaの雑記帳

日々気になったことの忘備録として記していきます。



民主主義の不思議

 民主主義ってわかってるようでわかっていない言葉である。wikipedia:民主主義では、難しいことが書いてあってさっぱり分からない。そこで『「○○主義」辞典』を見ると、

民主主義とは、民衆を尊重するヒューマニズムの思想という訳ではなく、民衆に権力を預ける政治システムのことなのだ。

なるほどね、だから投票権ってやつが重要になるし、投票率の低さを気にする人がいるのね。

とにかく大勢の支持を得た、だからOK.これが「民主主義」という政治制度のポイントである。

まさに、昔の小泉首相や、今の橋下・大阪知事とかは、選挙で支持を得ただからOKというノリだよなぁ。

議会では議員という代理人を使って政治を行わなくてはならない。代理人が入ると、コミュニケーション・ギャップが起こる。
(中略)
実際、議員の意向と民衆の意見とはしばしばねじれる。
(中略)
そもそも、議会は何のためにあるのか?利害の調整だ。

様々な民衆の意見を議会という場で利害調整をしているので、議員の行こうと民衆の意見とは必ずねじれるのだ。

例えば、誰かをいじめることで皆がいい気持ちになるときは、いじめられた当人以外、誰も『いじめるのはいけない』とは言わない。議論をして多数決を採ったら『いじめようぜ』ということになるだろう。

多数決で利害調整を行えばよいという訳でもない。では民意を政治にどう反映するのかというと、これといった決め手がないらしい。