kotaの雑記帳

日々気になったことの忘備録として記していきます。



石原新党による、橋下氏の日本維新の会を巡る恋のさや当て

 民主党と政策がほぼ同じの自民党が互いに批判しあうなど、訳の分からない状態の日本の政局ですが、先日石原都知事が辞表を出したことでますます訳わからないことになりそうです。そこで、簡単に政局をまとめてみましょう。分かりやすくするため、ドラマ仕立て風にしてみます。

 長らく日本を仕切っていた自民党だが、数年前に民主党が勢力を伸ばし、すっかり形成逆転され、今では民主党が日本を仕切り、自民党はナンバー2の地位に甘んじていた。そこに大阪発の日本維新の会(橋下)が人気を集め出しえらい勢いである。この勢いのある日本維新の会を巡って、ナンバー1(民主党)とナンバー2(自民党)をやっつけようと、小さな組みが動き出した。
 まず先陣を切ったのはみんなの党(渡辺)である。あっという間に日本維新の会と仲良くなってしまった。そうして取り残されたのが立ち上がれ日本(平沼)である。そこで立ち上がれ日本が繰り出した必殺技が、いったん解散して石原都知事を中心にやり直すという作戦である。ぶっちゃけ石原氏の知名度だけでは力不足なため、日本維新の会(橋下)と仲良くなりたいところであるが、先に仲良しになったみんなの党(渡辺)が良い顔をしない。

  結局、グダグダなナンバー1(民主党)とナンバー2(自民党)のすきを突いて、上を狙う二つの党(みんなの党立ち上がれ日本)が、いま一番勢いのある日本維新の会(橋下)と仲良くなろうとアプローチしている。この仲良し合戦でみんなの党が一歩リードしており、起死回生の策として石原都知事の辞任&立ち上がれ日本入り、という状態である。

 ここで忘れてはならないのは国民の生活が第一(小沢)である。思わぬ大技を繰り出してくる予感がビンビンする。