kotaの雑記帳

日々気になったことの忘備録として記していきます。



深夜番組的深夜番組

 TV東京は、尖ったTV局だ。
 エバンゲリオンを制作したり、東北大震災後いち早く震災報道番組を中止してバラエティ番組を放送したりと、他局がやらないことをやるのがTV東京だ。朝日TV、毎日TV、読売TVなど他の大手TV局と比べて、規模の小さいTV東京には、他局の人気番組を真似してもダメだという文化があるのだろう。規模の小さいという欠点を、規模の小さいから尖ったことができるという利点と捉えているのだろう。
 TV東京の面白い深夜番組が始まった。「まほろ駅前番外地」と「ミエリーノ柏木」だ。深夜番組らしく、TV局側が(いい意味で視聴者を意識せず)やりたいように番組を作っている。特に「ミエリーノ柏木」はAKBの柏木さんに頼らず今野浩喜佐野史郎の味をうまく出している。まさしく、他局の真似をしてAKBを中心に据えればOK的な発想ではなく、他局のやらないことをやろうとしている点が、良い方に効果を上げている。
 両番組は、録画しても昼に見るのではなく深夜に見るのが良い。一日の仕事を終え、軽く酔いながら見るのにピッタリな作りのだから。