kotaの雑記帳

日々気になったことの忘備録として記していきます。



目つき・顔つき・態度を学べ、キャラ作りはスキルだ

 「目つき・顔つき・態度を学べ (マジビジ (8))」は、ビジネススキルを完結にまとめた”マジビジ”シリーズの一冊である。リア充の人は、必ず良い雰囲気を身につけている。そういったキャラを天性のものと思っていたが、”マジビジ”シリーズが書くからには、練習すれば身につくスキルとして、キャラづくりが書かれているに違いないと思い、本書を読んだ。

3つのスマイルを使いこなせ

 いつもニコニコしている人っている。あれって不思議だ。私が笑顔を心がけると、表情のメリハリが無くなる。そして、そのメリハリのなさに不自然さを自覚して、笑顔をつくることをやめてしまう。
 そうなるのは、私には笑顔が一つしかないからだと、この本を読んでわかった。ミニマムラインとしての微笑、相手の言葉を受け止める笑い、ここぞというときの大笑、というように笑いが3種類あれば、笑顔を心がけて他人に接してもうまく表情を出すことができる。

嫌われるしぐさをチェックせよ

 スキル獲得の基本は、PDCAサイクルだ。NGなしぐさを知るところから、このPDCAを回すことができる。相手に退屈メッセージ(腕組みをする等)やストレスメッセージ(首の後ろを触る等)出していないかなど、嫌われるしぐさを意識しよう。

しぐさを真似して仲間になれ

 相手のしぐさをまねるのは、ミラーリングと呼ばれ、用語があるくらい良く知られているテクニックだ。ミラーリングで忘れがちなのは、”相手がほほ笑んだら、自分もほほ笑む”という笑顔のミラーリングだ。相手が笑ってくれると、つい嬉しくってしゃべることに夢中になってしまうが、そこをグッと我慢してまずは笑顔を返す。これだけのことだったらできる筈だ。

最後に

 他人に良い印象を与えるのは、スキルつまり学習できる技だ。技の習得には、PDCAサイクルが有効であり、PDCAを回すためには知識が必要だ。本書は、相手へ好印象を与えるためのスキルを簡潔にまとめている。キャラ改造を考えている人におすすめである。

目つき・顔つき・態度を学べ (マジビジ (8))

目つき・顔つき・態度を学べ (マジビジ (8))