デジタル一眼レフD7100が3月に発売という発表がニコンからありました。楽しみですね。D7100のスペックを眺めていて思う所を書いておきます。
ニコンの製品ラインナップ
ニコンの製品ラインナップはざっと次のような感じです。
上級者用 | フルサイズ | D800,D600 |
---|---|---|
上級者用 | APS-C | D300S |
中級者用 | APS-C | D7100 |
初中級者用 | APS-C | D5200 |
初級者用 | APS-C | D3200 |
でもD7100のスペックが凄すぎて、D300Sを抜いてD7100がAPS-Cサイズの最上級機になっています。そして、これ以上の上級機を作れないのではと思わせます。
D7100の特徴
新しい撮像素子
D7100の撮像素子は、D5200のものと同じだと思われます。このD5200の撮像素子はずいぶん評判が良いですね。数値データはDxOの測定値を見てください。
ローパスレス
私が、一番楽しみにしているのは、上の新しい撮像素子とローパスレスの組み合わせです。ローパスレスにすると、解像度が高くなります。その代り、モアレが発生しやすくなるわけですが、D800Eの評価を見てニコンはD7100から光学ローパスフィルタを外したのでしょう。モアレは、画素ピッチよりも細かい繰り返しパターンを有する被写体を撮影する時に起こりやすくなるわけですが、APS-Cサイズで2410万画素なんていう高画素(画素ピッチが狭い)撮像素子を乗せているD7100でモアレって起きるのでしょうか?興味津々です。
51点AFシステム
AFのセンサーが51点載せています(D7000は39点)。これは、D600よりも多く、D800と同じ数のAFポイントを持っているということです。AFポイントが多いと、3Dトラッキングを行うときに有利なわけですが、ニコンは惜しげもなく高機能なAFシステムをD7100に載せてきています。
対DX1.3×クロップ
簡単に言えば電子式ズーム機能です。撮像素子の真ん中部分、フォーサーズと同じくらいの面積を、使うことでズームを行います。新しい撮像素子が2410万画素という有り余る画素数であるため、できることでしょう。
電子水準器搭載
D7100は電子水準器が搭載されていて、カメラの水平を確認できます。必須ではありませんが、結構嬉しい。
まとめ
D90使いの私にとって、D7100は凄く進化したカメラです。特に評判の良い撮像素子とローパスレスの組み合わせは、どんな絵を出すかとても楽しみです。ミラーレスカメラからステップアップするのに、最適だと思います。ミラーレスカメラとは次元の異なるAF性能を楽しめると思います。
Nikon デジタル一眼レフカメラ D7100 ボディー D7100
- 出版社/メーカー: ニコン
- 発売日: 2013/03/14
- メディア: Camera
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