kotaの雑記帳

日々気になったことの忘備録として記していきます。



GRカタログの私的な分析 その2

 「GRカタログの私的な分析」に続き、別の写真を分析してみます。分析する写真は以下。

(リコーホームページより)

 この写真を見ると、全体的に茶色の落ち着いた配色であることに気づく。その中で、右側に大きな看板があり、この看板に視点が向く。また、消失点が左側の画面を少し外れたところにあり、道路と建物の高さの線がその消失点に集まっている。建物の高さが揃っていることが、この消失点を強調している。また、道路の四つ角を大胆に切り取って、まるで一直線の道路であるかのように写していることも、消失点を強調する。また、四つ角で黄色い自動車が右折しようとしているタイミングを捉えていることから、時間の流れを感じる。この数秒後には道路の奥の車が手前に流れてきそうな予感がする。