kotaの雑記帳

日々気になったことの忘備録として記していきます。



ジブリ映画 風立ちぬ を観てきた

 ジブリ映画の「風立ちぬ」を観てきました。
 大人向けの映画でした。特にエンジニアが観ると、共感すると思います。
 「命とは時間のことである」と言った人がいましたが、映画の中で「設計者の旬の時期は短い」というくだりがあります。設計者である主人公はその短い旬の時間を懸命に生きます。設計者の命は短いのです。生きるというのは生命があることではなく、その時間を懸命に過ごすことだと感じました。

追記

2013年7月28日

 この映画のモデルになった堀越次郎が記した「零戦」を読んだ。これには、堀越次郎が如何に考えて零銭を設計していったかが詳細に記されている。海軍の要求は、長い航続距離、重い機銃を積むこと、旋回性の良いことといった相反する厳しい要求がならんでいた。それらを同時に満たすために、機体の軽量化しか道はないと考え、それをどう実現していったかが生き生きと記されている。エンジニアが読むと共感できるところが多いと思う。