kotaの雑記帳

日々気になったことの忘備録として記していきます。



マンションの構造的問題

 都会で駅近に戸建てを買う。それは普通の人には実現不可能な夢です。そこで、マンションでも買おうかということになる。マンションのパンフレットを見ると、豪華な共用施設などそそられる。しかし、マンションには本質的な問題がある。
 マンションは多くの世帯で住む。このため、豪華な共用設備も各世帯はわずかな金額の負担で所有することができる。これがマンションの利点である。この多くの世帯が住むということが、深刻な問題を引き起こす。マンションのメンテナンスは、住人の払う修繕費で賄われる。マンションの室が売りに出るなどして空き室率が増えると、修繕費が減りマンション設備が劣化する。設備が劣化すると資産価値が下がるため、早いうちに売りに出す必要がある。すると、ますます空き室率が増えるという悪循環が起こる。
 つまり、マンションは資産価値がある程度下がると空き室率が増えて一気にたち行かなくなる。これがマンションのもつ構造的な問題である。最悪なのは、マンション住民専用の保育所やコンビニなどの専用設備が大きいと、早々に立ちいかなくなる。
 マンションって怖い。