kotaの雑記帳

日々気になったことの忘備録として記していきます。



バラの裸苗を購入

裸苗の購入

 バラの裸苗が欲しくて、イングリッシュローズ専門店の「小さな森」にネットで注文しました。他のネットショップと比較して、この店は安いです。
 ネットで注文した後、すぐに確認のメールが到着しました。そして数日後、苗の検品が終わったとの連絡がメールではいりました。さらに翌日に苗を発送したというメール連絡を頂きました。こんなに丁寧に連絡していて、お店の人は大変ではないのか?と心配になります。
 
 

立派な箱で到着しました(箱の高さは60セチンメートル)。「小さな森」は送料が安いのですが、こんな箱に入れてもらって良いのでしょうか(大阪のデビットオースチンに苗を注文すると紙袋で届くそうです。それと比べてとても立派です。)。
 
 

箱の中から苗を取り出した様子。
 
 

なんだか立派すぎる苗。

なぜ裸苗なのか?

 私は、これまでイングリッシュローズを2本枯しています。どちらも輸入苗です。
 通常、バラは接木苗が売られています。国産苗というのは、ノイバラで接いでいます。輸入苗は、イングリッシュローズの場合はロサ・ラクサで接いでいます。よく、ロサ・ラクサは日本の気候に合わないので枯れるという記事を見かけます。しかし、挿し木苗を育てた経験から、日本の気候でも十分輸入苗も良く育つのだと考えるようになりました。だって、挿し木苗が、ごっついシュートを出すのですから、ロサ・ラクサであっても接いだ苗が育たないというのは、直感に反します。
 そのため、私はイングリッシュローズを枯らした理由は、台木の違いではなく、土のせいだと思っています。というのも、枯らしたバラ苗の土が随分水保ちの良い土で、これを鉢増ししたりすると、新しく入れた土によって表面は乾燥しても、元の土の部分は湿っていて、結果根腐れさせてしまうのだと思っています。
 ならば、普段私が使う土で育てることができれば、輸入苗でも育つのではと思っています。これを確認すべく、土のついていない裸苗を買いました。ま、裸苗の方が安いしね。もし、これでうまくいけば、輸入苗も恐るに足らずです。

付録

 小さな森の苗の荷物の中に、「裸苗を植えつけるときのポイント」という説明用紙が入っていました。その抜粋を記しておきます。

・吸水させてから植え付けます。
  吸水時間の目安は10分〜1時間です。(輸入苗は10分〜2時間程度)根は呼吸していますので、長時間の吸水は根腐れの原因となります。長時間水につけたままにすることは避けてください。

・しっかり土を詰めます。
 地植えの場合も鉢植えの場合も、少しずつ土を入れ隙間がないようにしっかり土を入れてください。根がたくさんある場合は、重ならないようにして広げ、根の先端が上を向かないようにします。不自然な方向に向いていると根は枯れる場合がございます。根が入らない場合は切っても構いません。根の量=地上部の枝葉の量です。一度短く切ると大きく育つまでに時間がかかります。20センチ以上残され雨ことをお勧めいたします。
 最後に指先で土をしっかり押してください。地植えの場合は最後に根の周りを軽く足で踏んであげるとしっかり土が入ります。

・接ぎ口まで土をかぶせます。
 台木が見える状態で植えつけると、夏場の水切れや乾燥で枯れる率が高くなります(100%枯れる訳ではありません)。接ぎ口の辺りまたは少し隠れるぐらいまで土をかぶせてください)。
 特に輸入苗は根に直接、接いでありますので夏前に土が減っていたら足してあげてください。根元が揺れにくくなることでより元気に育ちます。

これを読んで面白いのは、一般の育て方とは異なったアドバイスが書かれていることです。試しに小さな森さんのアドバイスに従って、苗を育ててみるつもりです。

  • 吸水時間は1時間以内。インターネットを見ていると、一晩吸水させるという、アドバイスをよく見かける。小さな森は、長時間の吸水には否定的ですね。
  • しっかり土を入れる。これ、大事です。鉢の中に土のないスペースができると、その部分の根が死んで株が育たなくなります(詳細は、「バラ オプティミスト 2014年お記録」を参照ください」。
  • 接ぎ口を埋める。一般には、癌腫病を防ぐため接ぎ口を埋めないように植えることを勧める記述をよく見ます。輸入苗は癌腫病に強いためでしょう、小さな森は接ぎ口を埋めることを勧めています。