kotaの雑記帳

日々気になったことの忘備録として記していきます。



イタリアンはプリマベラ

 お気に入りのイタリアンレストラン プリマベーラ(浦和)で夕食。
 格別に美味しいものを食べたくなると、ここに来てしまう。居酒屋で思い切り飲むのも楽しいのだけど、それだけの値段を払うのならプリマベーラで別格の美味しい料理とワインを楽しむ方が好きだ。
 
 まずはスパークリングワインをいただく。口に含むとシュワシュワとした感じと一緒にブドウの味が口に広がり、ふわぁっと後味なく消えていく。このスパークリングは、どれだけ丁寧に作られているんだろうか。美味しさだけ口に感じて、後味がなくふぅっと消えていく。プリマベーラは料理も旨いのだけど、ワインも旨い。 

 
 前菜の一品目は、タマネギのムース。タマネギに丁寧に火を加えて、クリームとあええている。シェフは、タマネギとクリームをただあえたただけですよ、と言う。ただあえただけにしては、タマネギの美味しさがしっかり出ていて、上に乗ったキャビアの塩気がアクセントになって楽しい。ただただ美味しい。

 
 前菜の二品目は、マグロとホタテのマリネに、パパイアをあえてパルメジャーノチーズをかけている、さらにフルーツソースを下に敷いている。それに野菜のピクルスが添えられている。野菜のピクルスが爽やかな酸味で食欲をそそる。フルーツソースは甘みが控えめで爽やか、マグロと合うなんて知らなかった。パパイアは塩が振られ甘みが引き出されている。スパークリングを飲みながら、この皿を食べると嬉しくって笑ってくる。

 
 2杯目は、北イタリアのソーヴィニョン・ブランの白ワイン。爽やかな香りと甘目の味が美味しい。

 
 前菜の3品目は、白子を軽く炙ってバルサミコ酢で味をつけたもの。下に敷いているのは日向かぼちゃと人参のソース。バルサミコ酢は、50年ものだそうで、熟成された美味しさがある。日向かぼちゃのソースはほのかな甘さがあるが野菜の青臭さがまったくない。これを食べながら白ワインを飲んでいると、旨さに笑いが出る。

 
 前菜の後のパスタ。野菜たっぷりで、オマール海老と蟹を入れたもの。シェフ曰く、ヴイヨンは使っておらず、野菜の甘みとエビカニの甘みだけだとのこと。甘みも濃くするため、野菜・エビ・カニの煮汁をパスタに絡ませて、水を熱で飛ばして濃くするとのこと。パスタがしっとりしているのに、水分が皿に残らない絶妙の火加減が素晴らしい。

 
 最後にデザート。パイナップルのシャーベット、イチゴのシャーベット、ドラゴンフルーツ、あとポンカンのケーキ? イチゴのシャーベットが爽やかで美味しかった。

 
 全部食べ終えた時には、知らず知らずに笑顔で幸せな気分なっていました。