kotaの雑記帳

日々気になったことの忘備録として記していきます。



CP+ 2015 花写真の撮り方

 CP+ 2015のエンジョイフォトステージで行われた吉住志穂さんによる花写真のセミナーに参加しました。
 彼女の説明は、プレゼンテーションとしてよく整理されており、分かりやすいものでした。そのメモを残します。
 
 花写真で大きく考えるのは、主役と脇役(あるいは背景)をどう作るかです。その主役・脇役の作り方には大きく2つあります。(1)ピントの合っている差を使う(いわゆるボケを使う)、(2)明暗差を使う。つまり、主役にだけピントを合わせる、主役にだけ光を当てる、あるいは主役にだけ光を当てないという方法です。
 
 一方、主役を脇役から目立たせるという意味で、主役と脇役の色に気を使うことが大切です。方法は3つ。(1)主役と脇役を同系色でまとめる、(2)主役と脇役を反対色でまとめる、(3)主役と脇役を3色でまとめる。ただし、(3)は非常に難しいので、主役の色を大きく取る(写真全体の2/3の大きさに取る)ようにしましょう。
 
 背景の作り方にも、二つの秘訣を教えてもらいました。一つ目は、曇り空の日に空を白く飛ばし、白バックとして使う。二つ目は、主役に直射日光を当てて背景を日陰として、背景を黒バックに落とす。このようにして、背景をシンプルにすることで、主役を際立たせる。
 

同系色で主役と背景をまとめた例(吉住志穂さんのホームページより)。

おまけ