kotaの雑記帳

日々気になったことの忘備録として記していきます。



『大学で教える「話し方」「書き方」 自己表現力の教科書』

 ブログを書いていると、自分の文章構成が正しいのだろうかと疑問に思う時がある。自分の書きたいことがうまく文章にならなかったり、話の流れがぎこちなく感じられたりする。そんな違和感を感じ始めると、段々自分の書き方への迷いが大きくなっていく。
 そんなとき、文章の書き方に関する本を読んでみると、迷いの原因が分かったりする。文章の構成を考えずに書きなぐったブログを書いていると、文章構成の基本への意識が甘くなり、それが積もってなんだか分からない迷いとなるのだと思う。そんなときに、書き方に関する本を読むと、どの部分への意識が甘いかわかってくるのだと思う。
 『大学で教える「話し方」「書き方」 自己表現力の教科書』(情報センター出版局)は、論理的な文章の構成について教えてくれる本だ。文章には、他人を感動させる文章と情報を伝える文章の2種類ある。他人を感動させる文章は、職人技により生み出される。素人には手が出せない領域だろう。ブログで書く文章は、情報を伝える文章の方だ。情報を伝える文章に必要なのは、論理的な構成だ。
 文章の構成は、

  1. 導入(話題の提示 or 結論)
  2. 話題のサブトピック
  3. 話題のサブトピック
  4. ……….
  5. 結論

 サブトピックの部分は、事実と意見で構成すると良い。
 また、サブトピックの並べ方は、以下の原則に従うと良い。

  1. 単純なことから、複雑なことへ
  2. わかっていることから、知らないことへ
  3. 基本的なことから、応用的なことへ

 文章構成の基本を書き下すと、上のようになる。本書を読むことで、このような基本を再確認できる。
 

自己表現力の教室

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