kotaの雑記帳

日々気になったことの忘備録として記していきます。



ふるさと納税をやってみる

 ふるさと納税という制度がある。税金を住民票のある場所でなく任意の都道府県に納税できる制度だ。今回、このふるさと納税を初めてやってみた。
 納税先は、山梨県にした。これは、夏に山梨県に旅行に行った際に、「日本ワイン」を生産する活動に共感したためだ(「ワイナリー巡り」参照)。
 日本でワインを生産するのは容易ではない。日本の気候ではワインに適したブドウが育ちにくいことが、最大の問題だ。海外で生産したブドウを絞ってジュースにし、これを輸入して原料とすれば、日本では発酵と醸造だけで済む。このような作り方をしても、「国産ワイン」を名乗ることはできる。しかし、味の決め手のブドウを海外に頼って、「国産ワイン」というのもなんだか納得いかない。これに対して、山梨県のワイナリーでは、国産のブドウで作ったワインを「日本ワイン」と呼び、これに拘わるワイナリーが多い。
 山梨県に旅行した際に上のような話を聞き、山梨県のワイナリーを応援したくなった。そこで、ふるさと納税を活用することにした。 山梨県ふるさと納税すると、山梨県から山梨ワインをもらえる。その分、ワイナリーを応援することになる筈だ。
 写真は、頂いたワイン。赤ワインは、マスカットベリーAという品種のブドウから作られており、白ワインは、甲州という品種のブドウから作られている。ブドウの種類は2種類だけど、生産したワイナリーがすべて異なっている。
 これらのワインを飲みながら、一本一本のワイナリーを調べながら、ワインの味を楽しむことができる。
 納税を通じて山梨県のワイナリーを応援し、頂いたワインを通して山梨県のワイナリーをさらに知ることができる。これは、良い制度だ。