渋谷 文化村で開催の「ボストン美術館所蔵 俺たちの国芳 わたしの国貞」を観てきた。朝一で行ったのに、会場は混んでいて見終わるのに2時間かかった。
wikipedia:歌川国芳は、江戸時代末期の浮世絵師。武者絵で有名です。下の「相馬の古内裏」でも有名。
(https://ja.wikipedia.org/wiki/歌川国芳#/media/File:Mitsukuni_defying_the_skeleton_spectre_invoked_by_princess_Takiyasha.jpg)
wikipedia:歌川国貞は、国芳の兄弟子。
この展覧会では、二人の絵を見ることができる。国貞の絵はしっかり書いてあるキッチリさが特徴に感じる。国芳の絵は、構図に自由さがあり面白さが特徴。
上の「相馬の古内裏」を見ると、右にどくろを大きく描き、左に小さく人物を数人描くことでバランスを取っていることがわかる。このような大きなにメリハリをつけつつバランスを取る構図が面白い。
ポートレートでは、国貞はバストアップの構図で綺麗に描いている。それに対して国芳は体の一部が切れている構図で描いている。これもメリハリの結果だろう。
展覧会の一部では写真撮影も許されている。