シグマの最新レンズをお借りすることができました。お借りしたのは 50-100mm F1.8 DC HSM。焦点距離に依存せず F1.8というスペックが凄い。私のニコンD90につけて試用しました。
SIGMA 大口径望遠ズームレンズ Art 50-100mm F1.8 DC HSM ニコン用 APS-C専用
- 出版社/メーカー: シグマ
- 発売日: 2016/04/22
- メディア: エレクトロニクス
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特徴の分かり易い所として、このレンズはインナーフォーカスです。つまり、ズームしてもレンズの全長が変わりません。ズームレンズは、望遠にすると全長が伸びるタイプは、カッコ悪いのですよね。その点、このレンズは焦点距離を変えても全長が変わらずカッコいいです。
このレンズには三脚台座がついています。この三脚台座が小さく、手持ちで撮影していて邪魔になりません。これは、ホームページには書いていないのですが、手持ちで撮影する際に大きなメリットだと思います。
フォーカスは、速い。重たいレンズを素早く移動させる超音波モーターはさすがです。狙った被写体に、気持ちよくピントが合います。
さて、写りの方はというと。
100mmのF1.8はさすがによくボケます。下の写真は帽子にフォーカスを合わせて、植物を前ボケさせています。よくボケていて帽子が浮き出るように写ります。
逆光もゴーストやハレーションが抑えられています。逆光シーンで 100mm でF値を大きく撮ると雰囲気のある写真を撮ることができます。下の写真は一段絞って手前の二人をシャープに写しています。
(ニコンD90, シグマ 50-100mm F1.8 DC HSM, f2.0, 1/400秒)
まとめ
シグマが今月末に発売するレンズ 50-100mm F1.8 DC HSMは、100mmでもF1.8ととても明るいレンズです。その明るさを使うと一段絞ってシャープに撮影しても背景は良くボケます。また、三脚台座が小さく、手持ち撮影に邪魔になりません。 シグマさん良いレンズを作ってくださいました。