kotaの雑記帳

日々気になったことの忘備録として記していきます。



東京カメラ部2016写真展でたくさん写真を見た

東京カメラ部2016写真展に行ってきました。東京カメラ部

カメラ、写真好きのサイトです。ページに「いいね!」をするだけで参加できます。東京在住かは無関係です。

 そして、この写真展は、facebookで投稿した写真をみんなで「いいね!」を付けていき、その上位10作品を展示しています。
 10作品以外も展示されており、展示枚数はかなりのもの。そして、見学者の数も多い。私のようなカメラ小僧だけでなく、綺麗な女子も多く見学していて、不思議な感じがする。
 
 twitterを検索して納得した。”初めてお会いして撮って頂いたのが、去年の東京カメラ部展でした。”(白波瀬ミキ)  モデルの女子にとって、この写真展はカメラマンに売り込む場にもなるのですね。
 カメラマンとモデルとのマッチングイベントとしても機能していると思うと、この写真展は良いイベントだと思いました。
 

好きな写真

 この写真展は、作品を撮影して公開しても良いことになっています。

※本写真展は会場での写真撮影とFacebookTwitterなどのソーシャルメディアへの公開が可能となっています。
ぜひ会場の様子を多くの方にお伝えください。

(東京カメラ部2016写真展のWebページより)
 
 私が、好きな写真を紹介します。

 

 

 

トークステージ

 トークステージ「カメラマン 山岸伸氏   × 東京カメラ部10選 菊池賢二氏、黒田明臣氏、富久浩二氏、松永亨氏
「写真表現の可能性」」を聞きました。
 
 カメラマン山岸伸さんが、ぶっちゃけた感じのトークをしていて面白かった。「僕は、アイドルを撮ってきたから、評価が低い」、「女の子を綺麗に撮るのは、本当に工夫が必要。写真展で女の子のポートレートと風景写真を並べると、風景写真の方が迫力があるけれど、撮影に工夫が必要なのは女の子のポートレート」、「カメラに新しい機能が加わったら、それをどんどん使って表現の幅を広げるのが面白い」など。 
 黒田明臣さんは、「練習」と何度も言っていた。また、この人は理系なのかな?思考にフレームワークがしっかりしている。「きょう、お見せする写真は3つのカテゴリに分かれている。一つ目は、頭にあるイメージを如何に絵にするか、セッティングを詰めていった写真。二つ目は、その場に偶然あった光などの状況を如何にうまく使えるかアドリブを詰めていった写真。三つ目は、ある機能やテクニックを詰めていった写真」という感じ。こんな風に話す人は、全体を構成する要素はこれこれ、それらはこう分類されていて、という整理をしているタイプだと思う。
 また、「ありふれた構図だけど、練習としてこの写真は撮った。たくさん撮られている構図に対して、自分がとこまで納得いく絵を作れるか、練習している」と言ったのには驚いた。写真を撮る人は、構図でオリジナリティを出そうと考える人が多い。ありふれた構図でクオリティを高める、つまり撮影スキルを高める練習をするという発想は私にはなかった。
 富久浩二さんは、カメラを木にぶら下げてWiFiで撮影したり、カメラの新機能を活かした写真を撮っている。新機能を使うことで、表現の幅が広がるという考え方。発想が柔軟なんだと思う。
 中でも、「ファインダを覗かないことで、構図の幅が広がる」という考え方が面白い。

まとめ

 東京カメラ部に投稿された48万枚から写真を選び、展示している。展示されている写真や集まる人々のレベルが高く、面白い。
 
 




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