映画シン・ゴジラを観ました。
ネットを見ていると、なかなか評判の良い映画のようです。wikipediaの書き込み量も多く、みんなが夢中になっているように思います。(wikipedia:シン・ゴジラ)
この映画の私の印象は、この映画は自然災害映画であって、怪獣映画ではない。
良い所は、ゴジラという自然災害に立ち向かう人々の姿をシンプルに映画いていて、余計なものが少ない。恋愛・ロマンス・家族愛など描かれていない。ハリウッド映画だとこうはいかず、主人公のラブロマンスが一緒に描かれる。その点、このシン・ゴジラはそんなものは一切なく、爽快である。また、役者の演技・ストーリとは別に、映画の絵作りが素晴らしい。ゴジラが暴れるシーン、活動を止めてじっと動かないカット、いくつかのカットが非常に良い構図で描写されている。
悪い処は、エヴァンゲリオンの庵野秀明さんが監督したため、どうしてもエヴァンゲリオンと関連付けでこの映画を観てしまうこと。このシーンは、エヴァンゲリオンのあのシーンと似ているとか思ってしまう。これは、見る側の問題なんだけど。
この映画は、子供が観ても大して面白くないと思う。大人向けの映画だ。