2012年から5年間あおいを育てました、今年で6年目。ここらで一度あおいについてまとめます。
あおいとは?
あおいは京阪園芸のF&Gローズシリーズのバラです。作出は2008年。F&Gローズは、切り花品種の花もちの良さとガーデニングに使いやすい性質を併せ持ったバラです。
京阪園芸のホームページには次のように記されています。
春はモーブピンク色に、花底に浮かぶブラウニッシュ。秋はココア色にマゼンダ、淡いラベンダーの色彩が絡みあう。異なる色彩りのニュアンスに満ち、そのアンティークな印象深さに注目される人気品種です。花はフリルがかる花びらのスプレー咲き、ふんわり広がる生育で、ブーケのようにこぼれるような感じに咲きほこります。花は1輪で2-3週間咲きつづけます。病気に強く育てやすいので、初心者の方にもおすすめです
あおいのすばらしさは、その花数の多さです。一枝でブーケのようになります。またそのシックな花色は私の好みです。
あおいの花の特徴
花数がとにかく多いです。一枝に本当にたくさんの花をつけます。
咲く前のつぼみは次の写真のようです。
数が多いだけでなく、一輪の花の美しさも目を見張ります。
花の香りは微香です。香りが弱い分、花もちは良く10日程度はもちます。次から次へと新しい花が咲くこともあって、株全体が花でいっぱいになります。また、細い枝にもよく咲くため、浅めに選定して細い枝に咲かせると、枝垂れた花姿が優しい感じになります。
育てやすさ
少し病気にかかりやすい所はありますが、初心者でも育てられる育てやすいバラです。
育てるコツ
無農薬でも春の花は咲きますが、黒星病にかかりやすいため定期的に殺菌剤の散布をした方が良いでしょう。バラの薬剤については別記事にまとめてありますので、よろしかったらこちらもどうぞ。
【バラの薬剤の選び方、ローテーションも考えて - kotaのブログ】
また、花数が多く、花の咲いている期間も長いので、肥料は多目が良いようです。私は、固形肥料の他に規定値以上に薄めた液体肥料を開花中に与えています。
花後の剪定は、浅く切っても良く咲きます。細い枝だと花数が多くなった時に倒れてきますので、割りばしくらいの太さで切ると良いでしょう。
冬剪定は、内芽外芽を気にせず樹形を重視して切って大丈夫です。春にはたくさんの枝がでますので、枝が出てから混みあった枝を切るのが楽です。
まとめ
京阪園芸のF&Gローズあおいを5年育て今年で6年目になります。2012年の国際バラとガーデニングショウで一目ぼれして育て始めたバラです。
とにかくよく咲くバラで株が花だらけになります。
これまでの育てた様子は「バラ あおい」から辿れます。よろしかったら読んでください。